つりぐ鈴鹿という釣り具店をしているのに、魚捌けません。
血抜きのエラのどの部分を切るのか、その方法も知りません。
神経締めなんて、まるで神業か!と思うほどです。
僕の魚の持ち帰りスタイルは、氷と水道水で冷水を作り、その中に入れて「冷水締め」しています。
本当は塩分濃度を海水と同じにした水が理想なのですが……。
熱帯魚用の人工海水を買えばいいのですが、まぁ塩焼きくらいしかしないので、
いつも楽なスタイルで持ち帰っています。
先日、うちの実家に眠っていた古い帳面を発見しました。
表紙も擦れ、紙も茶色く変色した大正時代の資料です。中を開くと出てきたのは、
「賣薬行商届濟證(ばいやく ぎょうしょう とどけすみしょう)」
という、いまの薬販売許可証のようなもの。
発行されたのは 大正三年(1914年)12月5日。
110年以上前の、木田家の先人が使っていた本物の証です。
当時、木田家は 三重県員弁郡で売薬行商(配置薬の行商) をしていたようで、
専売特許局から正式に許可を受けて薬を売り歩いていた、
いわば “地域の健康を支える商い” をしていた家系だったようです。
帳面には、扱っていた薬の名前も残っています。
七厘散
頭痛薬
湿疹薬
腹痛止め
インナート丸
亀鹿丸
…などなど。
昔ながらの置き薬そのもの。
毎年の検印も押されており、数年にわたり商いを続けていたことが分かります。
でも、この資料を見ていてふと思いました。
「人の生活に寄り添う商い」という点は、今のライトタックル鈴鹿にも通じているな、と。
木田家は昔、
“地域の人が困ったときに役に立つもの” を届けていた。
今の私は、
“釣りという楽しみを気軽に味わえる道具” を届けている。
時代は変わっても、
「必要なものを、必要な人に、正直に届ける」
という姿勢は、どこか受け継がれているようにも感じます。
ただ古いだけの紙切れではなく、
木田家がどんなことをしていた家なのかを教えてくれる大切な記録。
これからも、こうした背景を少しずつ紹介しながら、
ライトフィッシング鈴鹿という小さなお店の歩みも、
丁寧に積み重ねていけたらと思っています。
ライトタックルで、繊細な魚信を感じ、魚の引きと竿の曲がりを楽しむお店、ライトタックル鈴鹿のきだです。
ライトタックルで釣れる小型青物も、最高に楽しいですね。
写真は、昨年の写真です。
暑くなる時期まえの早朝の涼しい時間帯に、ライトタックにサビキ仕掛けを短く加工し、撒き餌さ用のカゴをつける部分(一番下)にナス型錘をつけて、ストップ&ゴーやただ巻きだけで釣れた写真です。
ロッドはダイワ月下美人・メバルモデルなんで竿はぶち曲がり、魚の引きも楽しめるこのライトタックルを使用した釣りが僕は大好きです。
今年はこの時期に日の出前までのハゼ釣りに熱中してたので、小型青物の回遊のチャンスに出会えませんでしたが、大好きなハゼ釣りに熱中できたのでよしとしときます。
グレ釣りって楽しいですね!
約1時間で3枚の釣果。
使用した釣り糸(ライン)は、サンヨーナイロンのアプロードシリーズ「Aプラス」。
500m巻きの低価格ラインなので、毎釣行で新品に巻き替えても苦になりません。
ですが――アプロードGT-Rシリーズと比べると、明らかな差がありました。
※写真は参考写真です
使用ライン:サンヨーナイロン APPLAUD Aプラス
号数:2号(8lb)
その差を感じたのは「根擦れ」でした。
アプロードGT-Rシリーズだと、根(テトラや敷石)に擦れながらも、魚とのやりとりが続きます。
「ガガガガガ!!!」となりながらファイトを楽しめる。
その瞬間がたまらないんです。
一方で、GT-RではないアプロードAプラスだと、「ガガ!!」で切れてしまう。
僕は“チョイっと行って釣れなければ15分〜30分で帰るタイプ”なので、悔しい思いは次回に持ち越して再現できますが――
そうじゃない釣り人であれば、ぜひアプロードGT-Rシリーズを使った方がいいですね。
根に擦れながら上がってくる瞬間は、ほんとに大興奮します。
あれは一度味わうと、病みつきになります。
早朝の釣りがこんなに快適になるなんて……もっと早く試すべきでした。
ケミホタルは以前から釣具店で見かけていました。
針の近くにつけて集魚として使う方法も説明されていましたが、あまり興味はありませんでした。
しかし、ナイトグレ釣りを始めてから、常連の方たちは皆、ケミホタルをハリスにつけて釣りをしていました。
僕はそこは真似していませんが、仕掛けの途中に取り付けて釣行してみたら……もう最高でした!
どこまで巻いてきているかがはっきりわかるので、ヘッドライトを点けずに確認できます。
キャストするときの垂らしも、一瞬でわかる。
早朝の釣りが、本当に快適になりました。
今までの苦悩は、いったい何だったのでしょう。